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2026年3月23日更新
経路探索エンジンおよびナビゲーションサービスを提供する企業である株式会社ナビタイムジャパンの協力を得て、訪日外国人の移動データ分析に基づくインバウンド観光戦略の立案をテーマとする実践型ワークショップを開催しました。本ワークショップは、南青山に所在するナビタイムジャパン社のセミナールームを会場として、2026年2月16日・17日・20日の3日間にわたり実施しました。共創工学部の1・2年生、生活科学部および文教育学部の3年生からなる計17名の学生が参加しました。
最初に講義形式で、ナビタイムジャパン社が保有する移動データの概要と、それらのデータ分析が観光分野のコンサルティング業務にどのように活用されてきたのかについて説明を受けました。続いて、参加学生は6つのチームに分かれ、ナビタイムジャパン社が提供する訪日外国人動態分析サービスであるGISベースのダッシュボード「インバウンドプロファイラー」を用いて、それぞれが設定した対象地域におけるインバウンドの課題を分析しました。さらに、その分析結果を踏まえ、「誰を」「どの時期に」「何をする旅か」という観点から、ターゲット・時期・行程を具体化した観光戦略を作成しました。
最終日には成果発表会を実施し、各チームが作成した観光戦略について、ナビタイムジャパン社の社員より、実務経験に基づく講評をいただきました。その後、最優秀チームが発表されました。さらに、社員が考案した観光戦略の一例も紹介されました。授業後には、ナビタイムジャパン社のオフィス見学を行い、社員の方々にもご参加いただいた懇親会を開催しました。
参加学生の感想からは、企業が実際の業務で使用しているデータを活用し、業務に即した内容で実施されたワークショップであったこと、さらに企業のオフィスを会場に実務に携わる社員の方からサポートやフィードバックを受け、交流しながら学ぶ機会が得られたことが高く評価されている様子がうかがえました。普段の大学の授業では得がたい、実社会におけるデータ分析と、社会課題の解決につなげるための業務への活用について理解を深める貴重な機会となったといえます。末筆ながら、本ワークショップの開催にあたり全面的なご協力を賜りましたナビタイムジャパン社の皆様に、心より感謝申し上げます。