ページの本文です。

入試案内

2024年6月14日更新

文化情報工学科への進学を希望する方の入試には、一般選抜(前期日程)、総合型選抜(新フンボルト入試)、学校推薦型選抜、帰国生徒・外国学校出身者特別選抜、私費外国人留学生特別選抜があります。文化情報工学科では、一般選抜(後期日程)は行いませんのでご注意ください。

以上の入試を合わせた学科の定員は20名です。ただし、入試により定員が異なるので注意してください。

文化情報工学科では、文化情報工学が文理協働の学問分野であることから、高校において文系を選択した方も、理系を選択した方も、どちらもが受験しやすい入試を行っています。

ここでは、一般選抜(前期日程)、総合型選抜、学校推薦型選抜を中心に説明します。ほかの入試も含めて、入試に関するより正確かつ詳細な情報は、かならず入学者選抜要項および各入試の学生募集要項をご覧ください。

一般選抜(前期日程 定員: 14名)

1月の大学入学共通テストを受験したうえで、2月下旬に本学の個別学力検査を受けます。

大学入学共通テストでは、文理の双方について、高校で修得すべき幅広い基礎知識と基本的な思考力を評価します。
国語、地理歴史、公民、数学、理科、外国語、情報の6または7教科8科目の受験を求めます。国語、数学、外国語、情報の受験は必須です。地理歴史・公民および理科からは3科目を受験してください。
地理歴史・公民および理科の科目選択方法の詳細については、かならず入学者選抜要項もしくは一般選抜学生募集要項においてご確認ください。

個別学力検査では、専門分野の内容を理解し、さらに掘り下げるために必要な教科(英語、および国語または数学を選択)について、知識と思考力・表現力を評価します。
英語は必須です。それに国語と数学からどちらかを選択し、合わせて2科目を受験します。
国語または数学を選択できるようにすることで、文系・理系の双方の志願者が、対等な条件(配点)で受験できるようにしています。
なお、英語は、全学部の共通問題です。国語と数学は、文教育学部および生活科学部との共通問題です。

総合型選抜(新フンボルト入試 定員: 文系学科全体で12名)

お茶の水女子大学では、総合型選抜を「新フンボルト入試」と呼んでいます。文系学科志願者と理系学科志願者で別々に選抜を行っています。文化情報工学科は文理に分けることのできない学科ですが、「新フンボルト入試」においては文系学科に位置づけられています。

文系学科志願者は、「プレゼミナール」(例年9月下旬)で大学の授業を体験し、レポートなどにより第1次選考を行います。第2次選考では「図書館入試」を行い(例年10月中旬)、単なる知識量の多寡ではなく、その知識をいかに「応用」できるかを問います。「図書館入試」では、本学附属図書館の図書などを自由に参照しつつ一つのテーマについて小論文を作成します。知識の応用力は、文理の違いによらず大学での学びには重要であり、文化情報工学科においても入学後の学びの基盤となります。

定員は文系学科全体で12名です。これは、文化情報工学科を含む、文系学科全体の人数ですから注意してください。

学校推薦型選抜(定員: 6名)

学校推薦型選抜は、出願締切後に出願書類により第1選考を行い、続く第2次選考は、例年11月下旬から12月初頭に実施します。学校推薦型選抜の推薦要件は、次のいずれかです。

【推薦要件】
1 調査書の学習成績概評がAの者
2 データサイエンスに対する強い関心を持ち、優れた能力を有する者

第2次選考では、小論文と面接に基づき選抜を行います。小論文試験は、課題文の読解とそれに対する自分の考えを述べる課題と、データサイエンス・工学の考え方の理解を問う2つの課題からなり、読解力、表現力、論理の展開力を判定します。面接(口述試験を含む)では、本学科の分野に対する関心や問題意識の高さ、および自らの志向と個性を相手に的確に伝えるコミュニケーション能力を評価します。 

  •  
  • このエントリーをはてなブックマークに追加